「静岡水わさびの伝統栽培」世界農業遺産認定記念フォーラムを開催しました。

平成30年７月23日（月）、伊豆市の修善寺総合会館を会場に開催した「静岡水わさびの伝統栽培」世界農業遺産認定記念フォーラムは、約500人の来場者で賑わいました。

基調講演や生産者の取組発表を通じ、伝統的な農業システムの継承や発展に向けて決意を新たにするとともに、「静岡水わさびの伝統栽培」が世界農業遺産に認定された意義を伝え、地域の誇り醸成に繋げることができました。

来場者からは、「世界農業遺産認定による意義をあらためて感じ、誇りと意欲が湧いてきた」、「目先の目標だけでなく、長期的に視野を広く持つきっかけとなった」、「生産者の方の努力を知ることができ、わさびに対する意識が変わった」などの感想が寄せられました。

認定証授与式の報告	平成30年４月19日にローマで開催された認定証授与式について報告
基調講演「世界農業遺産となった静岡水わさびへの期待」	東京大学サステイナビリティ学連携研究機構長・特任教授武内和彦氏により、世界農業遺産に認定された効果（農産物の付加価値の向上、地域活性化）や、海外地域との連携強化など世界的な視野の必要性について講演
生産者による取組発表	わさび苗生産や改田技術の継承、収穫体験等の取組について、生産者による発表（あおい高原育苗生産(株)、わさび苗安定生産協議会、天城湯ヶ島山葵組合、中伊豆山葵組合）
わさびグルメ試食会	わさびを使った料理や加工品の試食会（９団体出展）
パネル展示	「静岡水わさびの伝統栽培」・「静岡の茶草場農法」に関する展示、県立田方農業高等学校わさび研究班・県立稲取高等学校被服食物部の活動報告
ジオリア見学会	伊豆半島ジオパークミュージアムの見学

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